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セクション:STAa2
人生局面毎の課題とリスク

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カテゴリー:STAa20
子供の頃
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どのような社会サービスがあるか

illustrated by Kilkenny
ほめるしつけ(EDU13)

子どもの頃、親からよくほめられた

「ほめるしつけ」は、子どもの自己肯定感を高め、子どもの発達に良い効果を持つと一般に言われている。日本においては「ほめるしつけ」がどの程度普及しているのだろうか?また、どのような強みを伸ばし、どのようなリスクを軽減しているのであろうか?9都市のデータに基づき、エビデンスに基づく検証を行った。
A. CCS調査で分かったこと
ほめるしつけ を経験した人の割合は世代と共にどのように変わってきたのでしょうか? Services (1_Graf_Prev2021), 要因保有比率(世代別)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 世代毎に見ると「ほめるしつけ」を受けた人の比率は若者世代まで着実に増え続け、高齢世代が子どもだった頃には15%前後だったものが、若者世代には30%から40%前後にまで増えています。それでは、「ほめるしつけ」はどの程度、子どもの将来のリスクを低減するために有効なのでしょうか?
ほめるしつけ を経験した人は、その後どのようなリスクを軽減し、強みを増やしているのでしょうか? Services (2_Consequences), 波及(全世代計)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「ほめるしつけ」は、子供のさまざまな強みを伸ばす有意な波及効果があることが分かりました。特に「大学卒」に関しては、調査対象都市平均で、「ほめるしつけ」を受けていない人の2.61倍の拡大効果があることが分かりました。そのほか、ほとんどの強み要因を拡大する波及効果が有意に認められました。しかし、リスクを防止する効果については、予想に反し、マチマチであることが分かりました。特に、「仲間遊び苦手」や「若年無業者」になるリスクは有意に「ほめるしつけ」を受けた人の方が大きくリスクを拡大しています。
ほめるしつけ を経験した人を減らすリスク要因は何ですか? Services (3_Causes), 原因(全世代計)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:
ほめるしつけ を経験した人を増やす強み要因は何ですか? Services (4_Resilience), 強み要因(全世代計)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:
ほめるしつけ を経験した人の、将来のリスクへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか? Services (5_Conseq_Risks_Gen), 将来のリスクへの波及(若者世代での変化)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「ほめるしつけ」を受けた人が将来のリスクを低減する効果は、若者世代(調査時点で34歳以下の人)には、調査の対象となった幼児期から暮らしのリスクまでを含む16のリスク要因の内、12のリスクを低減しています。この数は団塊ジュニア世代と変わっていません。この意味では「ほめるしつけ」は多くのリスクを低減しているといっても良いと思われます。 若者世代にリスク低減率が大きく拡大したものには、「一人親子育て」「引きこもりがち」などがあります。 また、「ほめるしつけ」は、若者世代の「貧困」への寄与度も団塊ジュニア世代に比べると確実に増えています。

一方、若者世代に「ほめるしつけ」によりリスク拡大率が大きく拡大したものには「仲間遊び苦手」と「いじめられた」があります。この二つのリスクは、その将来への影響が長期間にわたり、かつ非常に大きいことが分かっています(それぞれの項目をご参照下さい)。従って、「ほめるしつけ」が聞かないリスクもあることを頭において、これらのリスクにどのような対処したらよいかを、それぞれに有効な強み要因を育てる努力を組み合わせる必要があります。

ほめるしつけ を経験した人の将来の強みへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか? Services (6_Conseq_Res_Gen), 将来の強みへの波及、(若者世代での変化)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「ほめるしつけ}が子どもの強み要因を伸ばす効果は、予想どうり非常に大きく、また、若者世代には、団塊ジュニア世代に比べて、更に大きくなっていることが分かりました。その中でも「ほめるしつけ」による拡大効果が大きいものに、社会性の基礎である周囲の人に対する「信頼」があり、「ほめるしつけ」を受けていなかった人に比べ2.31倍も高めています。以下、価値観による強み要因に関しては、「自身信念」「目標・計画性」をそれぞれ、2.1倍、1.93倍に高めています。「ほめるしつけ」の効果は、教育の成果に関する強みにもおよび、「専門資格」「大学卒」をそれぞれ1.81 倍。1.99 倍も高め、「正規雇用」になるリつも1.59倍も高めています。社会関係面では「友人ネット」「親類・隣人の支援」も高め、社会性の発達に寄与していることも分かりました。〈br〉一方で、「第1子出生」は若者世代では、「ほめるしつけを受けた子の方が少なくなっています。
ほめるしつけ を経験した人を減らすリスク要因は世代によりどのように変化しているでしょうか? Services (7_Causes_Gen), リスク要因(若者世代での変化)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 団塊ジュニア世代に」「ほめるしつけ」を受けたと子供が感じられなかった最大の要因は子供が「父接触少」又は「母接触少」であることであった。若者世代には、これらの二つの要因が、いずれも大きく軽減されたため、それらが「ほめるしつけ」を受けたと感じる子供の比率を大きく高めることとなった。
ほめるしつけ を経験した人を増やす強み要因は世代によりどのように変化しているでしょうか? Services (8_Resilience_Gen), 強み要因(若者世代での変化)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 団塊ジュニア世代には「兄弟姉妹と同居」の子が助け合っている姿を親がほめることで「ほめるしつけ」を受ける大きな要因であったが、若者世代には兄弟がいる比率が減り、兄弟の助け合い関係も減ってきたため、「ほめるしつけ」の最大の減少要因となってしまった。一方で、「親からほめられていない子は、近隣の第3の大人からの支援を求めたり、友人のネットワークを作る事で、親からの支援の少なさを補おうとするため、この二つが若者世代で「ほめるしつけ」を減らしている大きな要因となっていることが分かった。
ほめるしつけ を経験した人を減らす公共サービスの効果はどの程度でしょうか? Services (11_Service_Impact), サービス効果(全世代計)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

B. は、次のような特色があります。以下のページをご参照ください
C. Services