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セクション:STAa2
人生局面毎の課題とリスク

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カテゴリー:STAa20
子供の頃
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どのような社会サービスがあるか

illustrated by Kilkenny
父接触少(EDU15)

子どもの頃、父親との会話や遊びは少なかったと思う

幼児期の養育者との信頼関係を築くことは、社会性の発達にとり最も重要な要素となる。この関係が不安定となる「愛着障がい」は、これまで養育者との関係性で起きるものとされ、その内部的なメカニズムも詳細な分析が進んでいる。CCS調査では、「愛着障がい」の原因・波及ついて、「父・母接触少」と「家族の支援」という指標を取ることにより、分析を試みた。この結果、発達障がいと愛着障がいは、リスク波及パターンもほとんど同じであることも明らかになった。
A. CCS調査で分かったこと
父、接触少 を経験した人の割合は世代と共にどのように変わってきたのでしょうか? Services (1_Graf_Prev2021), 要因保有比率(世代別)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 世代毎に見ると「父、接触少」と回答した人は高齢世代から団塊ジュニア世代までは着実に増え続けていましたが、若者世代になるとほ世代毎に見ると「父、接触少」と答えた人は、多くの都市で団塊ジュニア世代まで着実に増え続け、高齢世代が子どもだった頃には15?30%だったものが、団塊ジュニア世代には30%から40%前後にまで増えています。しかし、若者世代になると全ての都市で「父、接触少」と答える子供の割合は減少に転じています。これは労働時間規制が厳しくなったこと等の理由と考えられます。この変化は、若者世代にどのような好影響を与えているのでしょうか?
父、接触少 を経験した人は、その後どのようなリスクを軽減し、強みを増やしているのでしょうか? Services (2_Consequences), 波及(全世代計)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「父接触少」と答えた子は、全世代平均の総合効果で見ると全てのリスク項目でリスクを拡大しています。その中でも最も拡大率が高いのは「若年無業者になるリスクで、実に3.36倍も拡大しています。一方、強み要因については「父接触少」の影響はマチマチで「正規雇用」は1.48倍も増やしていますが「大学卒」は0.98倍と縮小しています。
父、接触少 を経験した人を増やす原因となるリスク要因は何ですか? Services (3_Causes), 原因(全世代計)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「父接触少」の原因の多くは、父親の方にあると思っている人が多いと思いますが、子供の側にもいくつかの原因があることが分かりました.
父、接触少 を経験した人を減らす効果を持つ強み要因にはどのようなものがありますか? Services (4_Resilience), 強み要因(全世代計)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:
父、接触少 を経験した人の、将来のリスクへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか? Services (5_Conseq_Risks_Gen), 将来のリスクへの波及(若者世代での変化)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: まず、上図の右側の単独効果の表で「父接触少」が直接、子供に及ぼす影響を見ましょう。単独効果により子供が受けるリスクの主なものは赤く表示された「仲間遊び苦手」「虐待」「引きこもりがち」の3つが主で、むしろリスクを引き下げている項目の方が多いことが分かります。次に左側の総合効果の表を見ると、単独効果でリスク拡大していた3つの要因が他の学齢期・青年期リスクに波及し、心の健康を害し、ついには「貧困」に繋がる経路が分かります。その中でも大きな役割を果たしているのは、「不登校」、「若年無業者」「居場所なし」等です。これを見ると学齢期以降のリスクを単にその時点にあるリスクだけを見てその原因を判断することが、根本的要因を見逃すことに繋がすことが分かります。
父、接触少 を経験した人の将来の強みへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか? Services (6_Conseq_Res_Gen), 将来の強みへの波及、(若者世代での変化)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: この表では、「父接触少」だった子が如何にして自分の強みを生かして専門資格や正規雇用などの強みを獲得しているのかが分かります。「父接触小」だった子は先ず「友人ネット」を築き、それを土台に、「専門資格」「大学卒」の資格をとり、「正規雇用」を勝ち取っていきます。団塊ジュニア世代と比べると、「父接触小」の子が「大学卒」になる割合が拡大していることが分かりました。
父、接触少 を経験した人を増やすリスク要因は世代によりどのように変化しているでしょうか? Services (7_Causes_Gen), リスク要因(若者世代での変化)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: それでは、何故、「父接触少」と感じている子が若者世代には、多少減ったとはいえ23.6%もいるのでしょうか?上津を見ると、その原因の第1が親による「しかるしつけ」が「父接触少」を5.3%ポイント増やしていることが分かります。次いで「授業理解困難」「仲間遊び苦手」となっています。子供が何らかの悩みを抱えている時には、「しかるしつけ」の前により子供の悩みに寄り添った解決法を考えることが重要なことを示しています。
父、接触少 を経験した人を減らす強み要因は世代によりどのように変化しているでしょうか? Services (8_Resilience_Gen), 強み要因(若者世代での変化)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 父親が仕事に忙しくなかなか子供と一緒の時間が取れない時など、どのようにして子供が「父接触少」と感じないようにすることが出来るのでしょうか?それには、家庭やお子さんが持つ強み要因を活かすことが有効であることが分かりました。上図を見ると、「幼少時、祖母と同居」している子は「父接触少」になるリスクを14.9%ポイントも減らしていることが分かりました。また、「親教育熱心」那家庭でも子供は「父接触少」と感じるのを13.4%ポイントも減らしていることが分かりました。そのほか子供自身が「目標・計画性」を持つことや「自信・信念」を持つことも父親に頼らずに済むことから「父接触少」になることを防ぐことが出来ることも分かりました。
父、接触少 を経験した人を減らす公共サービスの効果はどの程度でしょうか? Services (11_Service_Impact), サービス効果(全世代計)

M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

B. は、次のような特色があります。以下のページをご参照ください
C. Services