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CCS ダッシュボード

セクション:STAa2
人生局面毎の課題とリスク

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カテゴリー:STAa20
子供の頃
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どのような社会サービスがあるか

illustrated by Kilkenny	母接触少(EDU16) 子どもの頃、母親との会話や遊びは少なかったと思う
幼児期の養育者との信頼関係を築くことは、社会性の発達にとり最も重要な要素となる。この関係が不安定となる「愛着障がい」は、これまで養育者との関係性で起きるものとされ、その内部的なメカニズムも詳細な分析が進んでいる。ＣＣＳ調査では、「愛着障がい」の原因・波及ついて、「父・母接触少」と「家族の支援」という指標を取ることにより、分析を試みた。この結果、発達障がいと愛着障がいは、リスク波及パターンもほとんど同じであることも明らかになった。

A. CCS調査で分かったこと

母、接触少を経験した人の割合は世代と共にどのように変わってきたのでしょうか？		Services (1_Graf_Prev2021), 要因保有比率（世代別）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「母接触少」と感じている子の割合は、世代毎に見ると団塊ジュニア世代から若者世代にかけて大きく減ってきている。しかし、このグラフには未だ明確には表れていないが、最近10年ほどの間に女性従業員の比率が高まり、かつ、子育て期でもキャリアを続ける女性が増えてきたことにより、「母接触少」の今後の動向には注意深く見ていく必要があります。

母、接触少を経験した人は、その後どのようなリスクを軽減し、強みを増やしているのでしょうか？		Services (2_Consequences), 波及（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「母接触少」と感じている子は、親子の愛着関係が不安定になりやすい結果、「仲間遊び苦手」などの社会性発達のおくれ、「不登校」などの学齢期リスク、「若年無業者」などの青年期リスクを大きく拡大している。これらの結果「貧困」のリスクも2.01倍と大きく拡大していることが明らかとなった。更に、強み要因も減少するものが多く、特に「大学卒」は、母接触がふつうであった子に比べ0.55倍と大きく縮小している。

母、接触少を経験した人を増やす原因となるリスク要因は何ですか？		Services (3_Causes), 原因（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

母、接触少を経験した人を減らす効果を持つ強み要因にはどのようなものがありますか？		Services (4_Resilience), 強み要因（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

母、接触少を経験した人の、将来のリスクへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (5_Conseq_Risks_Gen), 将来のリスクへの波及（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: それでは、「母接触少」と感じている子は、将来どのようなリスクを拡大しているのだろうか？単独効果で見ると「虐待」を受けるリすく、「不登校」「居場所なし」などが触接的な影響であるが、他のリスクへの波及効果も含めた「総合効果」で見ると「母接触少」はほとんどのリスクを大きく拡大している。中でも「いじめられた」「若年無業者」「居場所なし」引きこもりがち」などのリスクが大きく拡大している。しかもこれらの拡大効果は、団塊ジュニア世代に比べ若者世代に拡大しているものが多いことも分かった。

母、接触少を経験した人の将来の強みへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (6_Conseq_Res_Gen), 将来の強みへの波及、（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「母接触少」と感じる子は、他の要因の間接的影響を排した単独効果で見ると、ほとんどすべての「強み」を縮小しています。しかし、「友人ネット」を保持し「専門資格」を取得するなどの自己努力により、「大学卒」の資格は通常の半分になりながらも、正規雇用は確保し「第1子の出生」も平均を上回っていることが分かりました。

母、接触少を経験した人を増やすリスク要因は世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (7_Causes_Gen), リスク要因（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

母、接触少を経験した人を減らす強み要因は世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (8_Resilience_Gen), 強み要因（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「母接触少」と感じる子の割り合いを減らす「強み要因」としては、「親類・隣人の支援」や「「近隣助け合い」などのコミュニティーによるサポートが大きく貢献しています。一方、「母接触少」と感じる子は、友人とのネットワークを求めるため「友人ネット」を持つ子は「母接触少」の割合が大きく高まっています。

母、接触少を経験した人を減らす公共サービスの効果はどの程度でしょうか？		Services (11_Service_Impact), サービス効果（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

B. は、次のような特色があります。以下のページをご参照ください

C. Services