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CCS ダッシュボード

セクション:STAa2
人生局面毎の課題とリスク

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カテゴリー:STAa27
家族
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フォーラム:

どのような社会サービスがあるか

illustrated by Kilkenny	結婚(FML12) 結婚している（いた）

A. CCS調査で分かったこと

結婚を経験した人の割合は世代と共にどのように変わってきたのでしょうか？		Services (1_Graf_Prev2021), 要因保有比率（世代別）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「結婚」につき調査を行った8都市で世代が若くなるに従って「結婚」をしている人の比率が低下する傾向が見られます。しかし、世代による結婚比率の低下の程度が都市により大きな差があることが読み取れます。第1のグループは、和光市、足立区、各務原市、東近江市の4都市で、団塊ジュニア世代から若者世代にかけて大きく婚姻率が下がっている都市です。それらの都市に共通する特徴は、団塊ジュニア世代にかけて近郊都市化が大きく進んだ点です。第2のグループは川崎市、高浜市、臼杵市の3市で、いずれもそれ以前から工業化や都市化がすすんでおり、若者世代で余り大きな人口流入が見られない都市です。しかし、それらの都市でも若者世代で婚姻率の低下以下は起こっています。その一つの理由は若い世代の方が、結婚適齢期の人の比率が少ないことによる結果が含まれています。また、瀬戸内市は両グループの中間に位置しています。以上のことから、近郊都市化が進んだ都市では、かなり大幅な婚姻率の低下が起こっていることが観察されました。それでは、以下の項で、何が婚姻率低下の理由なのかを調べてみましょう。

結婚を経験した人は、その後どのようなリスクを軽減し、強みを増やしているのでしょうか？		Services (2_Consequences), 波及（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「結婚」が暮らしや健康にどのような影響を与えているかを全世代合計の総合効果で見てみましょう。ここでは全部で8つの主要なリスク要因への影響を見ていますが、この内、「結婚」によりリスクが拡大したのは、｛不安定・鬱」のみで拡大率も1.03倍と僅かになっています。残りの7つのリスク要因は全て「結婚」によりリスクが縮小しており「要介護」になるリスクを除き、有意水準は99%または95%以上となっています。従って、「結婚」は人生のほとんどのリスクを下げる効果があると言って容易でしょう。一方、「結婚」により、将来、の強み要因がどう変化するかを見ると、自己の価値観に関する強みは「自信・信念」は1.84倍高まりますが、「目標・計画性」は、0.97倍と僅かに低下しています。経済的な成功に関しては「専門資格」「大学卒」「正規雇用」共に「結婚」により大きく減らしています。これは、結婚により、家事・育児の負担を夫婦でシェアしていかなければならないためです、しかし現状では、この負担が大きく女性の方に掛かっていることも女性が結婚を躊躇する一つの大きな原因になっていることも確かです。

結婚を経験した人を減らすリスク要因は何ですか？		Services (3_Causes), 原因（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人を増やす強み要因は何ですか？		Services (4_Resilience), 強み要因（全世代・男女計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 「結婚」の機会を増やす強み要因の効果を調べるため、付随的な要因による影響を統計的に取り除いた単独効果を用いて調べます。その結果、「結婚」の機会を最も増やしているのは「専門資格」で14.5%ポイント機会を高めています。第2位は「大学卒」でほとんど同じ14.2%ポイント高めています。以下、「正規雇用」「友人ネット」「自信・信念」と続きます。一方、一般的には強み要因と考えられていますが、実際には「結婚」の確率を低めている要因の第1は「親教育熱心」で、6.4%ポイント低下させています。以下、「親類・隣人の支援」「目標・計画性」と続きます。結婚相手が、親や周囲からの圧力で無理をして、資格を取ったような相手は好まない傾向があるようです。

結婚を経験した人の、将来のリスクへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (5_Conseq_Risks_Gen), 将来のリスクへの波及（対象は女性のみ；若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 次に、政策上も大きな課題となっている”なぜ若者世代で婚姻率が下がっているのかについて調べるため、上図左側の世代毎の総合効果で「結婚」の将来のリスクへの波及についてみてみましょう。まず、若者世代について見ると、暮らしや変更に関する10の主要なリスク項目の内心の健康に関する3つの指標：「不安定・鬱」「不安・睡眠障害」「居場所なし」の3つのリスクだけが「結婚」により増えていることが分かりました。いずれも拡大率は1.1から1.4の間で、有意ではありません。一方、他の7つのリスクは「結婚」により皆、縮小していることが分かりました。心の健康リスクでは、特に重い「引きこもりがち」と「人生無意味」が共に約半減しており、「非正規雇用」「貧困」が共に「結婚」している人は30%台にまでリスクが低下しています。それでは、団塊ジュニア世代に比べるとどのような変化があるのでしょうか？これも、予期に反して、若者世代のリスク縮小率の方が全てのリスク要因について低くなっているという結果になりました。つまり、若者世代の女性は、「結婚」により、ほとんどの主要なリスクが低下するにも関わらず、結婚率が若者世代に下がっているのです。考えられる理由としては、ここで取り上げた伝統的なリスク要因の他により大きなリスクがあるのか、より重要な強み要因の拡大があるかです。

結婚を経験した人の将来のリスク・強みへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (6_Conseq_Res_Gen), 将来の強みへの波及、（女性のみ、若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary: 前問で「結婚」をした女性が、していない女性に比べ、リスクを大きくは減らしていないことを検証しましたが、どの程度将来の強みを増やしているか、または減らしているかを世代毎に総合効果で見たものが上図（左側）です。「結婚」したことがある女性が最も大きく減らしている強み要因は、「大学卒」と「正規雇用」で、いずれも若者世代で0.08倍と大きく減少させています。次に大きく減らしているのが「専門資格」で0.34倍に減らしています。団塊ジュニア世代に比べると、「専門資格」「大学卒」は若者世代に寄与度を増やしていますが「正規雇用」は更に大きく減っており、「結婚」している女性は、していない女性の僅か8％しか正規雇用になっていません。結婚し、出産をすると女性は正規雇用からはずされるという慣行が根強く残っていることが分かります。一方、「自信・信念」や「信頼」などの価値観による強みは「結婚」している女性の方が約2.5倍ほど高く、「目標・計画性」は逆に0.95倍と低くなっていることが分かりました。女性は、結婚をすると、自分で自分の進路を決めることは難しくなりますが、家族の支えになっているという「自信・信念」は大きく増えることが分かりました。しかし、今後、女性が家事・育児に専念するという生き方に、ますます抵抗が強くなり、その仕組みを変えないと婚姻率の低下は避けられない状況がますます強くなると考えられます。

結婚を経験した人を減らすリスク要因は世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (7_Causes_Gen), リスク要因（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人を増やす強み要因は世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (8_Resilience_Gen), 強み要因（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人を増やす公共サービスの効果はどの程度でしょうか？		Services (11_Service_Impact), サービス効果（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人の割合は世代と共にどのように変わってきたのでしょうか？		Services (1_Graf_Prev2021), 要因保有比率（世代別）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人は、その後どのようなリスクを軽減し、強みを増やしているのでしょうか？		Services (2_Consequences), 波及（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人を減らすリスク要因は何ですか？		Services (3_Causes), 原因（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人を増やす強み要因は何ですか？		Services (4_Resilience), 強み要因（全世代・男女計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人の、将来のリスクへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (5_Conseq_Risks_Gen), 将来のリスクへの波及（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人の将来のリスク・強みへの波及の強さは,世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (6_Conseq_Res_Gen), 将来の強みへの波及、（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人を減らすリスク要因は世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (7_Causes_Gen), リスク要因（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人を増やす強み要因は世代によりどのように変化しているでしょうか？		Services (8_Resilience_Gen), 強み要因（若者世代での変化）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

結婚を経験した人を増やす公共サービスの効果はどの程度でしょうか？		Services (11_Service_Impact), サービス効果（全世代計）
M.Kusakabe, Community Carte Survey of 9cities 2010-2016
Summary:

B. は、次のような特色があります。以下のページをご参照ください
What is the legal status of same-sex partnership?
婚姻届
届出期間
届出によって効力を生ずるので、期間の定めはありません。
Reference:
届出人
夫になる人・妻になる人
Reference:
届出地
夫または妻になる方の本籍地、所在地（住所地）のいずれかの市区町村役場
必要なもの
○婚姻届
　○届出人（夫になる人・妻になる人）の印鑑（朱肉を使うもの）
　○戸籍謄本または戸籍の全部事項証明書（次の?または?に該当する場合）
　　?本籍が当市にない場合　
　　?本籍が当市にある場合でも、この届出により本籍が当市以外になるとき

注意事項
　○本人確認書類をお持ちでない場合でも届出はできますが、後日、届出書に記載されている届出人に対し、届出があったことを郵便でお知らせすることになります。
　○未成年の方が婚姻する場合は、父母の同意書が必要です。
婚姻届と一緒に同意書を提出してください。同意書の用紙は、窓口サービス課および各行政センターにあります。
　○婚姻届には成年の証人２名の署名・押印が必要です。
　○届出人および証人は、それぞれ別々の印鑑を使ってください。
　○届出の際、添付する戸籍謄本または戸籍の全部事項証明書は３か月以内に発行されたもので、その後、変動のないものを用意してください。
　○婚姻届では住所の変更はできません。住所の変更がある場合には、別にお引越しの手続きが必要になります。
　○婚姻届を出した後、次の手続き等が必要な場合があります。
　　・国民年金に関する手続き
　　・国民健康保険に関する手続き
　○外国人と結婚する場合や、外国の方式で結婚した場合の届出については、手続きの方法や必要なものが異なりますので、できれば当事者の方が直接お問い合わせください。

C. Services

婚姻届
届出期間	届出によって効力を生ずるので、期間の定めはありません。 Reference:
届出人	夫になる人・妻になる人 Reference:
届出地	夫または妻になる方の本籍地、所在地（住所地）のいずれかの市区町村役場
必要なもの	○婚姻届　○届出人（夫になる人・妻になる人）の印鑑（朱肉を使うもの）　○戸籍謄本または戸籍の全部事項証明書（次の?または?に該当する場合）　　?本籍が当市にない場合　　　?本籍が当市にある場合でも、この届出により本籍が当市以外になるとき
注意事項	○本人確認書類をお持ちでない場合でも届出はできますが、後日、届出書に記載されている届出人に対し、届出があったことを郵便でお知らせすることになります。　○未成年の方が婚姻する場合は、父母の同意書が必要です。婚姻届と一緒に同意書を提出してください。同意書の用紙は、窓口サービス課および各行政センターにあります。　○婚姻届には成年の証人２名の署名・押印が必要です。　○届出人および証人は、それぞれ別々の印鑑を使ってください。　○届出の際、添付する戸籍謄本または戸籍の全部事項証明書は３か月以内に発行されたもので、その後、変動のないものを用意してください。　○婚姻届では住所の変更はできません。住所の変更がある場合には、別にお引越しの手続きが必要になります。　○婚姻届を出した後、次の手続き等が必要な場合があります。　　・国民年金に関する手続き　　・国民健康保険に関する手続き　○外国人と結婚する場合や、外国の方式で結婚した場合の届出については、手続きの方法や必要なものが異なりますので、できれば当事者の方が直接お問い合わせください。