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フォーラム: 優良な社会企業 |
芸術や体験学習などを通して、本当にしたいことを自分で見出し、世界に向かって働きかけることができる人間をめざす教育 |
Eメール: シュタイナー学園 | 係: | |
答:
「シュタイナー教育」とは「人間の育ちをおよそ7年ごとに区切って、その年齢にふさわしいカリキュラムで知・情・意がバランスのとれた人を育てることが特徴。テストも点数評価の通信簿もなく、芸術や体験学習などを通して学びを心の内実にまで深め、本当にしたいことを自分で見出し、世界に向かって働きかけることができる人間をめざす」。 シュタイナー教育の精神に則り、文部科学省の定める教育要領とは異なった、授業に教科書は使わずテストも行わないオリジナルのカリキュラムを提供。担任の教師は小学1年生から連続9年間、同じクラスを受け持つ。 | Hampstead Heath, London, in May | |
配置番号:あなたの投稿された質問と回答が何処に配置されるかを示すため、1から5まで(少数を含む)を指定してください。: コミュニティービジネスサポートセンター・ウェッブサイト:ヒヤリング結果(2003年12月10日、代表理事 森厚彦氏、他) | 地図: 2012-03-25 00:00:00 |
創業のきっかけ | ||||||
「シュタイナー教育」を行う学校は世界中で約900校である。中には公立のシュタイナー学校を認める国もあり、日本のように学校法人として認められない国は珍しい。 この「シュタイナー教育」を日本に広める足がかりとなったのは、小安道子氏がドイツでの事例を紹介した本。それをきっかけに興味を抱きアントロポゾフィ教会に集まった教育者や親が中心となり、当団体は設立された。 | 1987年、8人の1年生クラスでの授業を開始。まずは校舎の確保とクラス10名以上の子どもを集めることが大変であったが、現在では、全国からの応募を受付けており、1学年20〜25名の定員でクラスが成立している。2003年にようやく9学年の生徒が揃った。 | |||||
問題解決のためのユニークな方法 | ||||||
■「シュタイナー教育」の学びの場の運営・交流促進 ・全日制クラス(小学1年生から9年間一貫教育)〔約186人在籍〕 ・土曜クラス: 他の全日制学校に通う子ども達対象のクラスを開設(約80人在籍) |
・出会いの会:初めて訪れる方との出会いの場を開催 ・国内外のシュタイナー学校の交流の促進 ■「シュタイナー学校」教員養成支援 ■「シュタイナー教育」の啓発及び調査研究活動 | |||||
収益減及び組織 | ||||||
収益活動: 【事業規模: 1億3千万円程度(うち1億2千万円は学費)】
学校法人として認められていないため、私学助成金等は一切受けられていない。収入源は、全日制クラス・土曜クラスの授業料および、大人対象の各種講座の講座料、友の会(賛助会員)の会費、寄付、バザー等。 年間収支は黒字ではあるが十分とはいえない。 安定収入には生徒数の増加(1学年25名くらい)が望まれるが、そのための広い校舎の確保が必要(廃校利用を期待)。また、子どもを対象としたクラスに加えて、多くの大人にシュタイナー教育の理解を広げていくという意味でも、地域における教育活動と、不特定多数に対して様々な媒体と実践活動を通じた教育普及活動を柱に活動を展開していきたい。 組織: スタッフ数: 有給常勤16名〔専従教師〕・有給非常勤18名〔講師13名+事務局5名〕(合計34名) |
会員数: 正会員267名・賛助会員164名(合計414名) 教師はシュタイナー学校の教育者の資格をもっており、併せて日本の教職資格をもつ人が半数程度。 学校の運営は全て子どもを通わせる親が事務局を担当、個別の専門テーマ毎にグループ別運営を進めている。バザーの企画から、授業料の体系、校舎の確保に至るまで、全てが親が務める運営スタッフの話し合いによって決められている。 教育者には学校運営にまで参画する余裕がなく、運営は親からなる事務局に拠るしかない。しかしこれでは子供の卒業と共に事務局が変わることとなり、専任の運営スタッフが欲しいという声が聞かれた。3〜4年前に有償化するまでまでは全てボランティアで行われてきた。 | |||||
地域社会にも溶け込む | ||||||
「一人一人の子どもの内に全人としての尊厳を尊重する」というルドルフ・シュタイナーの理念を基盤に、教育活動を中核とした芸術・研究普及活動等を守り育てることによって、周囲の大人と一般社会が、共に育つことのできる集いの場の創造を目指す。 | 地元の学校からは必ずしも好意に受け止められないことが現実。しかし、三鷹市からシュタイナー学校に登校する児童数も多くなり、最近では市や市の教育委員会とも対話のできる関係になってきた。オープンスクールや、小規模でのバザーの開催、土曜日の学校開設等の工夫によって、全日制の生徒と家族だけでなく、学校の近隣の方々との交流を深めて地域との継続的な関係構築に努めていきたい。しかし校舎が手狭なため、バザー等で大勢を受け入れると反対に迷惑をかける恐れがあることが課題である。 | |||||
創業の課題と成功 のポイント | ||||||
【1】日本にお手本があったわけではなかったので、法規と実態との整合をはじめとして初めてのことを多く、全ての面で試行錯誤してきた。子供にいい教育を受けさせたいという親の熱意によって、校舎の確保を始めとして多くの困難が乗り越えられている。教育機関としての安定した「場所」の維持・確保が課題。 | 【1】学校は教師だけの力では不十分。保護者をはじめとしたボランティアの人たちの協力がポイント。しかし保護者の運営スタッフは子どもの卒業に伴ってスタッフの入れ替わりが多く、長期展望が立てにくい。長く関われるスタッフの確保、事務局の強化が課題。学校という共同体の精神、ミッションを明確にし、役割分担するとともに、人間関係をベースにした柔軟な工夫が必要。校長先生は置かず親と教師がフラットな関係で全員が納得するまで話し合う体制には、物事の決定に支障が出る場合もある。 【2】【3】HPなどからの問い合わせは年間2,000件。こうした関心のある層への対応が必要。 土曜講座で学外の子どもを受け入れるとともに、シュタイナー教育に関心をもつ一般対象の講座を開催している。各種教育団体・NPOとの連携が重要であり、これからの課題として取り組んでいきたい。 |
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